break文

　break文は、条件分岐や反復処理で使用します。break文を実行すると、強制的に処理を終了します。反復処理の中で使用すれば、反復処理から抜け出て、その次の処理を実行します。

break文の書式
break;

○　ファイル

　次のようにファイルを作成してください。

ファイル名 breakTest.c

サンプルダウンロード

○　プログラム

　次のようにプログラムを入力してください。

  1. #include <stdio.h>
  3. int main(void){
  4. 　//入力情報格納用変数の宣言
  5. 　char str[100];
  7. 　//繰り返し処理の開始
  8. 　while(1){
  9. 　　//文字列を入力
  10. 　　printf("文字列を入力してください:");
  11. 　　scanf("%s", str);
  13. 　　//入力した文字列を表示
  14. 　　printf("%s が入力されました。¥n", str);
  16. 　　//入力内容が「End」かどうか
  17. 　　if(strcmp(str, "End") == 0){
  18. 　　　//ループ終了
  19. 　　　break;
  20. 　　}
  21. 　}
  23. 　return 0;
  24. }

○　フローチャート


○　実行結果

文字列を入力してください。：aaaa
aaaa　が入力されました。
文字列を入力してください。：End
End　が入力されました。
(終了)

○　解説

　8行目から繰り返し処理が始まりますが、繰り返しの条件に「1(真)」が指定されています。そのためこの繰り返し処理は無限に繰り返します。11行目でキーボードから文字列を入力し、14行目で入力した文字列を表示しています。17行目で入力した文字列が「End」であれば、19行目で繰り返し処理を強制終了します。「End」と入力しない限り、プログラムは実行し続けます。

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