break文

 break文は、条件分岐や反復処理や関数などで使用します。break文を実行すると、強制的に処理を終了します。反復処理の中で使用すれば、反復処理から抜け出て、その次の処理を実行します。

break文の書式
break;

○ ファイル

 次のようにファイルを作成してください。

ファイル名 BreakTest.java

サンプルダウンロード

○ プログラム

 次のようにプログラムを入力してください。

  1. import java.io.*;
  2. class BreakTest{
  3.  public static void main(String[] args) throws Exception{
  4.   //データを入力する準備
  5.   BufferedReader br = new BufferedReader(new InputStreamReader(System.in));
  6.   //入力情報格納用変数の宣言
  7.   String str;
  8.   //繰り返し処理の開始
  9.   while(true){
  10.    //文字列を入力
  11.    System.out.print("文字列を入力してください。:");
  12.    str = br.readLine();
  13.    //入力した文字列を表示
  14.    System.out.println(str + " が入力されました。");
  15.    //入力内容が「End」かどうか
  16.    if(str.equals("End")){
  17.     //ループ終了
  18.     break;
  19.    }
  20.   }
  21.  }
  22. }

○ フローチャート

○ 実行結果

文字列を入力してください。:aaaa
aaaa が入力されました。
文字列を入力してください。:End
End が入力されました。
(終了)

○ 解説

 12行目から繰り返し処理が始まりますが、繰り返しの条件に「true」が指定されています。そのためこの繰り返し処理は無限に繰り返します。15行目でキーボードから文字列を入力し、18行目で入力した文字列を表示しています。21行目で、入力した文字列が「End」であれば、23行目で繰り返し処理を強制終了します。「End」と入力しない限り、プログラムは実行し続けます。

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