条件により処理を分岐させるif文を見てきましたが、処理を分岐させるステートメント(命令)として、switch文もあります。このステートメントは、評価対象となる式の値を基に、処理を分岐させます。
| switch文の書式 | 
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                    switch(評価式){ case 式1: 処理1; break; case 式2: 処理2; break; … default: 処理n; break; }  | 
            
○ ファイル
次のようにファイルを作成してください。
| ファイル名 | SwitchTest1.java | 
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○ プログラム
次のようにプログラムを入力してください。
○ フローチャート
○ 実行結果
            「平日」か「休日」を入力してください:平日
            今日は仕事があります。
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            「平日」か「休日」を入力してください:休日
            今日は遊びに行きましょう。
            --------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
            「平日」か「休日」を入力してください:その他
            今日は家でおとなしくしていましょう。
        
○ 解説
13行目で入力したデータを評価対象としてswitch文にセットします。そのデータを複数のcaseで比較していきます。もしいずれのcaseにも当てはまらなかったら「default」の部分が実行されます。また、この「default」は省略するともできます。 caseで指定できるのは整数値ですが、Java7からは文字列を指定できるようになりました。該当するcaseのプログラムでbreakが出現するまで実行されます。breakを記述し忘れると、実行されるcase内のプログラムから次のcaseのプログラムへと、次々と実行されるので注意してください。