チェックボックス

チェックボックス

 CheckBoxは複数の項目から1つ以上選択する際に使用します。チェックを入れるか入れないかで選択の有無を表現します。

主なプロパティ

■ Checkedプロパティ

 TrueかFalseで指定します。CheckBox がチェックされた状態であるかどうかを示す値を取得または設定します。

False        True
チェックの状態
チェックの状態

■ CheckStateプロパティ

 次の3つの値のいずれかを選択します。CheckBoxの状態を取得または設定します。(ThreeStateプロパティをTrueに設定)
  ・ Unchecked ・・・ コントロールがチェックされていない状態
  ・ Checked ・・・ コントロールがチェックされている状態
  ・ Indeterminate ・・・ コントロールが不確定状態になっている状態

Unchecked      Checked     Indeterminate
3つの状態
3つの状態

■ ThreeStateプロパティ

 TrueかFalseで指定します。CheckBoxで2つではなく 3つのチェックの状態が表示できるかどうかを示す値を取得または設定します。

主なイベント

■ CheckedChangedイベント

 Checked プロパティの値が変更された場合に発生します。

○ プロジェクト

 次のようにプロジェクトを作成してください。

プロジェクトの種類 Windows フォーム アプリケーション
プロジェクト名 CheckBoxTest

サンプルダウンロード

○ フォームデザイン

 次の図のようにコントロールを配置してください。

コントロールの配置例
コントロールの配置例

○ プログラム

 次のプログラムを記述してください。

  1. Private Sub Button1_Click(ByVal sender As System.Object, ByVal e As System.EventArgs) Handles Button1.Click
  2.  Dim str As String = ""
  3.  'CheckBox1の状態を調べる
  4.  If Me.CheckBox1.Checked = True Then
  5.   str &= "CheckBox1:True"
  6.  Else
  7.   str &= "CheckBox1:False"
  8.  End If
  9.  'CheckBox2の状態を調べる
  10.  If Me.CheckBox2.CheckState = CheckState.Checked Then
  11.   str &= ControlChars.Tab & "CheckBox2:Checked"
  12.  ElseIf CheckBox2.CheckState = CheckState.Indeterminate Then
  13.   str &= ControlChars.Tab & "CheckBox2:Indeterminate"
  14.  Else
  15.   str &= ControlChars.Tab & "CheckBox2:Unchecked"
  16.  End If
  17.  '状態を表示
  18.  Me.TextBox1.Text = str
  19. End Sub

○ 実行結果

実行結果
実行結果

○ 解説

 「実行」ボタンをクリックすると、チェックボックスの状態がテキストボックスに表示されます。

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