簡単なWebアプリケーション作成

 Webアプリケーションは次の手順でプログラミングを行ないます。

 手順1 プロジェクトを作成する
 手順2 Webフォームを追加する
 手順3 Webフォームにコントロールを配置する
 手順4 配置したコントロールのプロパティを編集する
 手順5 イベントハンドラの記述をする
 手順6 テスト実行をする

 今回はWebページに「Hello ASP.NET!」と表示させて見ましょう。

■ Visual Web Developer2010を起動する

 「スタート」―「すべてのプログラム」―「Microsoft Visual Studio 2010 Express」―「Microsoft Visual Web Developer 2010 Express」をクリックします。すると以下のような画面が表示されます。メニューより「新しいWebサイト」を選択します。

スタートページ画面
スタートページ画面

1. 各種指定をする

 「インストールされたテンプレート」で、「Visual Basic」を選択し、「ASP.NET Webサイト」を選択します。「場所」は「ファイルシステム」を選択し、今回は、「C:¥Work」を指定してください。その後に続けてサイト名を指定します。

C:¥Work¥WebApp

新しいWebサイト画面
新しいWebサイト画面

2. Webコントロールを配置する

 メニューより、「Webサイト」―「新しい項目の追加」をクリックして、次の図のダイアログから、「Webフォーム」を選択して「追加」ボタンをクリックしてください。

Webフォームを追加する
Webフォームを追加する

 次の図で示されている「デザイン」ボタンをクリックしてデザイン画面を表示します。

デザイナに切り替える
デザイナに切り替える

 Webコントロールのツールボックスから「Label」をデザイン画面へドラッグ&ドロップしてください。Labelコントロールが配置されます。

デザイン画面
デザイン画面

3. コントロールのプロパティ編集

 先ほど配置したLabelコントロールを選択している状態で、プロパティウィンドウからプロパティの設定を行いましょう。「Text」プロパティを「Hello ASP.NET!」に変えてください。

プロパティ画面
プロパティ画面

4. 実行してみよう

 次の図のボタンを押すと、Webサイトがビルドされ、Webブラウザが立ち上がり、表示されます。

ツールバーより実行
ツールバーより実行

 初めて実行する際に、次の図のような確認画面が出るので、次のように設定して「OK」ボタンをクリックします。

デバッグ設定確認画面
デバッグ設定確認画面

 すると、Webブラウザで次のように表示されます。

実行結果
実行結果

サンプルダウンロード

 確認後、ブラウザを閉じれば、停止させることができます。試しに、Labelのプロパティを色々変更して、実行してみてください。

前へ   次へ