for文

 前節までは、条件分岐の方法を見てきました。これからしばらく、反復処理の方法を見ていきましょう。最初に、for文です。このステートメントは、回数を指定して繰り返し処理を行なわせることができます。

for文の書式
for(初期化式; 継続条件式; カウント式
{
 処理;
}

for文
for文

○ プロジェクト

 プロジェクトを作成して確認してみましょう。実行するとコンソールに結果が表示されます。

プロジェクトの種類 コンソール アプリケーション
プロジェクト名 ForTest

サンプルダウンロード

○ プログラム

 次のようにプログラムを入力してください。

  1. static void Main(string[] args)
  2. {
  3.  //ループ処理
  4.  for (var i = 0; i <= 10; i += 2)
  5.  {
  6.   Console.WriteLine(i);
  7.  }
  8.  Console.ReadLine();
  9. }

○ フローチャート

○ 実行結果

0
2
4
6
8
10

○ 解説

 14行目で変数「i」が0~10までの間、繰り返し処理を実行することを指定しています。「カウント式」で繰り返し処理ごとにループカウンターを加算(減算)する式を指定します。今回は「2」と指定しているので、繰り返し処理ごとにループカウンターが2ずつ増加します。16行目で、ループカウンターを画面に表示しています。

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