前節までは、条件分岐の方法を見てきました。これからしばらく、反復処理の方法を見ていきましょう。最初に、for文です。このステートメントは、回数を指定して繰り返し処理を行なわせることができます。
for文の書式 |
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for(初期化式; 継続条件式; カウント式){ 処理; } |
○ ファイル
次のようにファイルを作成してください。
ファイル名 | forTest.c |
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○ プログラム
次のようにプログラムを入力してください。
○ フローチャート
○ 実行結果
0
2
4
6
8
10
○ 解説
8行目で変数iが0~10までの間、繰り返し処理を実行することを指定しています。「カウント式」で繰り返し処理ごとにループカウンターを加算(減算)する式を指定します。今回は「i+=2」と指定しているので、繰り返し処理ごとにループカウンターが2ずつ増加します。9行目で、ループカウンターを画面に表示しています。