for文

 前節までは、条件分岐の方法を見てきました。これからしばらく、反復処理の方法を見ていきましょう。最初に、for文です。このステートメントは、回数を指定して繰り返し処理を行なわせることができます。

for文の書式
for(初期化式; 継続条件式; カウント式){
 処理;
}

for文
for文

○ ファイル

 次のようにファイルを作成してください。

ファイル名 forTest.c

サンプルダウンロード

○ プログラム

 次のようにプログラムを入力してください。

  1. #include <stdio.h>
  2. int main(void){
  3.  //変数の宣言
  4.  int i;
  5.  //ループ処理
  6.  for(i=0; i<=10; i+=2){
  7.   printf("%d¥n", i);
  8.  }
  9.  return 0;
  10. }

○ フローチャート


○ 実行結果

0
2
4
6
8
10

○ 解説

 8行目で変数iが0~10までの間、繰り返し処理を実行することを指定しています。「カウント式」で繰り返し処理ごとにループカウンターを加算(減算)する式を指定します。今回は「i+=2」と指定しているので、繰り返し処理ごとにループカウンターが2ずつ増加します。9行目で、ループカウンターを画面に表示しています。

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