while文

 while文は、条件を指定して条件が真の間、繰り返し処理をします。ある条件を比較した結果により、繰り返し処理をするか、しないかを決定します。回数を指定する方法と違って、繰り返し処理を抜け出るような記述をしないと、永遠にループ(無限ループ)するので、注意します。

while文の書式
while(継続条件式){
 処理;
}

while文
while文

○ ファイル

 次のようにファイルを作成してください。

ファイル名 whileTest.c

サンプルダウンロード

○ プログラム

 次のようにプログラムを入力してください。

  1. #include <stdio.h>
  2. int main(void){
  3.  //変数の宣言
  4.  int num = 1;      //カウンター用
  5.  int sum = 0;     //合計格納用
  6.  //条件を指定してループする
  7.  while(num <= 5){
  8.   //カウンターを合計に加算する
  9.   sum += num;
  10.   //カウンターを1加算する
  11.   num++;
  12.  }
  13.  //結果を表示
  14.  printf("合計:%d¥n", sum);
  15.  return 0;
  16. }

○ フローチャート


○ 実行結果

合計:15

○ 解説

 5行目で用意した変数numは、繰り返すたびに増やして使うカウンターです。6行目で用意した変数sumは合計を保存します。9行目から繰り返し処理が記述されています。条件としてカウンター変数numが5以下の間繰り返します。11行目でカウンター変数numの値を変数sumに足しこみます。そして、14行目でカウンター変数を1増やします。これを繰り返し条件が合わなくなるまで繰り返します。繰り返し処理が終了したのち、18行目で合計した結果を表示しています。このサンプルは「1 + 2 + 3 + 4 + 5」を計算したのと同じ結果となります。

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