プログラムを記述する際に、コメントをつけることができます。コメントは、プログラムの中に記述しますが、実行はされません。
コメントの書式 |
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// コメント /* コメント1 コメント2 */ |
コメントは、「//」で表現します。行の中で「//」以降はコメントとみなされます。また、複数行をまとめてコメントにする場合は「/* */」で表現します。
○ ファイル
次のようにファイルを作成してください。今回は実行しても結果は表示されません。
ファイル名 | CommentTest.java |
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○ プログラム
次のようにプログラムを入力してください。
プログラムを記述しているときに、1文が長くなり、見づらくなることがあります。Javaは「;(セミコロン)」までを1文として扱います。
1文記述の書式 |
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~プログラム文; |
○ ファイル
次のようにファイルを作成してください。
ファイル名 | DivideTest.java |
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○ プログラム
次のようにプログラムを入力してください。
○ 実行結果
abcdef
分割は、区切りのよいところで行ないます。単語の途中で行なうことはできません。
Javaでは識別子(この後見ます) は大文字と小文字を区別します。そのため、入力する際に、識別子の大文字と小文字に注意してください。
Javaで既にキーワードとして登録されている予約語があります。これと同じ変数名や関数名をつけることはできません。
abstract | continue | for | new | switch |
assert | default | if | package | synchronized |
boolean | do | goto | private | this |
break | double | implements | protected | throw |
byte | else | import | public | throws |
case | enum | instanceof | return | transient |
catch | extends | int | short | try |
char | final | interface | static | void |
class | finally | long | strictfp | volatile |
const | float | native | super | while |
変数や関数やクラス(後ほど学習します)に名前をつける際にはルールがあります。この名前を識別子といいます。予約語以外で、かつ、次のようなルールに従った識別子をつける必要があります。
英文字 数字 アンダーバー(_)
(数字は先頭につけることができない)
例:
abc ← OK _abc ← OK abc1 ← OK
1abc ← NG