スクリプティングとは、JSPの中にJavaプログラムを記述する仕組みです。次のような書式があります。
宣言の書式 |
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<%! 変数やメソッドの宣言 %> <jsp:declaration>変数やメソッドの宣言</jsp:declaration> |
変数や配列を宣言したり、関数を定義したり知ることができます。
式の書式 |
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<%= 式 %> <jsp:expression>式</jsp:expression> |
式を評価して文字列として扱います。
スクリプトレットの書式 |
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<% プログラム %> <jsp:scliptlet> プログラム </jsp:scliptlet> |
Javaプログラムを記述します。
○ ファイル
プロジェクトに次のようなファイルを追加してください。
ファイル名 | Scripting.jsp |
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○ プログラム
次のようにプログラムを入力してください。
○ 実行結果
http://localhost:8080/WebApp/Scripting.jsp
○ 解説
今回のサンプルでは10行目で配列を初期化しています。そして11行目から13行目で繰り返しを指定しています。そしてその繰り返しの中(12行目)で、配列の各要素を書き出しています。
次に関数を宣言して利用してみましょう。
○ ファイル
プロジェクトに次のようなファイルを追加してください。
ファイル名 | Scripting2.jsp |
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○ プログラム
次のようにプログラムを入力してください。
○ 実行結果
http://localhost:8080/WebApp/Scripting2.jsp
○ 解説
今回のサンプルでは9行目から15行目までで、2つの数値を受け取って大きな値を返すMax関数が定義されています。そして、19行目で関数を呼び出し、その結果を出力しています。