switch文

 条件により処理を分岐させるif文を見てきましたが、処理を分岐させるステートメント(命令)として、switch文もあります。このステートメントは、評価対象となる式の値を基に、処理を分岐させます。

switch文の書式
switch(評価式}{
 case 式1:
  処理1;
  break;
 case 式2:
  処理2;
  break;

 default:
  処理n;
  break;
}

switch文
switch文

○ ファイル

 次のようにファイルを作成してください。

ファイルの種類 PHP ファイル
ファイル名 switchtest1.php

サンプルダウンロード

○ プログラム

 次のようにプログラムを入力してください。

  1. <?php
  2. //文字化け対策
  3. header("Content-Type: text/html; charset=utf-8");
  4. $str = '平日';
  5. //入力データによって処理を分岐
  6. switch($str){
  7.  case '平日': //平日の場合
  8.   print('今日は仕事があります。');
  9.   break;
  10.  case '休日':
  11.   print('今日は遊びに行きましょう。');
  12.   break;
  13.  default:
  14.   print('今日は家でおとなしくしていましょう。');
  15.   break;
  16. }

○ フローチャート

○ 実行結果

(変数$strに「平日」を代入した場合)

実行結果

(変数$strに「平日」を代入した場合)

実行結果

(変数$strに「その他」を代入した場合)

実行結果
実行結果

○ 解説

 8行目で変数に格納したデータを評価対象としてswitch文にセットします。そのデータを複数のcaseで比較していきます。もしいずれのcaseにも当てはまらなかったら「default」の部分が実行されます。また、この「default」は省略することもできます。

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