関数で処理した結果を、関数を呼び出す側に渡すためには戻り値を指定します。関数の定義内でデータを呼び出し側に戻すには次のように指定します。
戻り値指定の書式 |
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retrun 式; |
これから戻り値を指定しないパターンと指定するパターンを見てみましょう。
戻り値を指定しない場合はreturnを省略するか、returnのみ記述します。
○ ファイル
次のようにファイルを作成してください。
ファイルの種類 | PHP ファイル |
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ファイル名 | returntest1.php |
○ プログラム
次のようにプログラムを入力してください。
○ フローチャート
○ 実行結果
○ 解説
3~5行目で関数を定義しています。この関数は仮引数を二つ用意しています。整数値を受け取ります。そして、戻り値はありません。2つの整数を加算し、表示して呼び出し元に戻ります。
今回はadd関数の外で加算したい数値を準備しています。add関数を呼び出す時に用意した二つの入力データを渡しています。今回は、計算と表示をadd関数が担当しています。
戻り値を一つ指定することができます。戻り値を指定する場合はreturn文を使って、戻したいデータを指定します。
○ ファイル
次のようにファイルを作成してください。
ファイルの種類 | PHP ファイル |
---|---|
ファイル名 | returntest2.php |
○ プログラム
次のようにプログラムを入力してください。
○ フローチャート
○ 実行結果
○ 解説
3~5行目で関数を定義しています。この関数は仮引数を二つ用意しています。整数値を受け取ります。2つの整数を加算し、呼び出し元にその結果を返します。
今回はadd関数の外で加算したい数値を準備しています。add関数を呼び出す時に準備した二つの入力データを渡し、処理結果を受け取っています。今回は、計算をadd関数が、計算結果の表示を通常の処理が担当しています。