設計図を基に実物を作ることにより、使用することができるようになります。オブジェクト指向プログラミングの世界でも同じように、クラスを基にオブジェクトを作ることにより、コンピュータ上で動かすことができるようになります。これから見るのは、あらかじめ定義されているクラスを基に、メモリ上にオブジェクトを配置して使用する方法です。この作業は次の図のように表すことができます。
上図にあるように、クラスを基にオブジェクトを作成することを、「インスタンス生成」と呼びます。それによりできあがった“モノ”がオブジェクトまたは、インスタンスとも呼ばれます。この手順を踏むことにより利用することができるようになるわけです。
インスタンス生成の書式 |
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$変数名 = new クラス名(引数リスト); |
○ ファイル
次のようにファイルを作成してください。
ファイルの種類 | PHPファイル |
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ファイル名 | InstanceTest.php |
○ プログラム
次のようにプログラムを入力してください。
InstanceTest.php