簡単なデータベースアプリケーションの作成

 DataGridViewにテーブルの内容を表示するデータベースアプリケーションを作成しましょう。

○ プロジェクト

 プロジェクトを作成して確認してみましょう。

プロジェクトの種類 Windows フォーム アプリケーション
プロジェクト名 DBAppTest

サンプルダウンロード

■ 作成の手順

 メニューより「データ」―「データソースの追加」をクリックします。

新しいデータソースの追加
新しいデータソースの追加

 「データ ソース構成ウィザード」が起動するので、次の図のように選択し、「次へ」をクリックします。

データソースの選択
データソースの選択

 次の図のようにデータベースモデルを選択し、「次へ」をクリックします。

データベースモデルを選択する
データベースモデルを選択する

次の図のような画面で、「新しい接続」ボタンをクリックします。

新しい接続を選択
新しい接続を選択

 次の図のような画面で「変更」ボタンをクリックし、「Microsoft SQL Serverデータベース ファイル」を選択し、「参照」ボタンをクリックします。
 ※ VB2010 Express Edition以外はここから画面が違います。

変更をクリック
変更をクリック

 参照で指定するファイルを次のようにします。

「C:¥Work¥Books.mdf」

 (エラーが出る場合は、データファイルの権限を確認してください。)

 その後、「テスト接続」をクリックします。問題なければ、「OK」をクリックします。

テストの成功
テストの成功

 すると、次の図のような画面になります。「接続文字列」を展開すると、情報が表示されます。「次へ」をクリックします。
 (今後、サンプルで使う接続文字列となります。)

接続文字列の表示
接続文字列の表示

 次に、以下のようなメッセージが表示されます。「はい」をクリックするとプロジェクトフォルダ内にmdfファイルがコピーされます。今回は「いいえ」をクリックします。

データファイルコピー確認
データファイルコピー確認

 次に、次の図のような画面が出てきますが、そのまま「次へ」をクリックします。

設定ファイルを保存するかの確認
設定ファイルを保存するかの確認

 次に、表示させたい項目を選びます。テーブル名をクリックすれば、全項目選択したことになります。そして、「完了」をクリックします。

テーブルの選択
テーブルの選択

 では次に、選択したテーブルを表示させます。DataGridViewコントロールを配置しましょう。

DataGridViewの配置
DataGridViewの配置

 コントロールを配置したら、次の図の位置をクリックして、

DataGridViewのタスクウィンドウ
DataGridViewのタスクウィンドウ

 「データソースの選択」でツリーを展開し、「M_書籍」を選択します。

テーブルの選択
テーブルの選択

■ 実行

 実行してみましょう。次の図のようにテーブルのデータが表示されます。

実行結果
実行結果

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