テキストファイルを読み書きする
テキストファイルから保存されているデータを読み込んだり、入力したデータを保存したりする方法を見てみましょう。そのための方法はいろいろ用意されていますが、今回は、StreamReader、StreamWriteを使ってみます。
○ プロジェクト
次のようにプロジェクトを作成してください。
プロジェクトの種類 |
Windows フォーム アプリケーション |
プロジェクト名 |
FileTest |
サンプルダウンロード
○ フォームデザイン
次の図のようにコントロールを配置してください。
コントロールの配置例
○ プログラム
次のプログラムを入力してください。
- Private Sub Button1_Click(ByVal sender As System.Object, ByVal e As System.EventArgs) Handles Button1.Click
- Try
- '読み込む準備
- Dim sr As New System.IO.StreamReader("C:¥Work¥sample.txt")
- '読み込む
- Me.TextBox1.Text = sr.ReadToEnd()
- '後始末
- sr.Close()
- Catch ex As Exception
- 'エラーメッセージを表示
- MessageBox.Show(ex.Message)
- End Try
- End Sub
- Private Sub Button2_Click(ByVal sender As System.Object, ByVal e As System.EventArgs) Handles Button2.Click
- Try
- '保存する準備
- Dim sw As New System.IO.StreamWriter("C:¥Work¥sample.txt")
- '保存する
- sw.Write(Me.TextBox1.Text)
- '後始末
- sw.Close()
- Catch ex As Exception
- 'エラーメッセージを表示
- MessageBox.Show(ex.Message)
- End Try
- End Sub
Try~Catch構文は「Visual Basic 2010によるプログラミング―オブジェクト指向編」で学習します。
○ 実行結果
実行結果
○ 解説
「開く」ボタンで保存したテキストファイルを表示し、「保存」ボタンで表示しているテキストを保存することができます。
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