テキストボックス

テキストボックス

 TextBoxは文字列を入力したり、表示したりします。

主なプロパティ

■ MaxLengthプロパティ

 数値を指定します。テキストボックスに入力できる文字の最大数を取得または設定します。

■ Multilineプロパティ

 TrueかFalseで指定します。複数行TextBoxコントロールかどうかを示す値を取得または設定します。

True         False
複数行モード
複数行モード

■ PasswordCharプロパティ

 文字を指定します。単一行TextBoxコントロールでパスワードの文字をマスクするために使用される文字を取得または設定します。

入力時にマスク
入力時にマスク

■ ScrollBarsプロパティ

 次の4つの値のいずれかを選択します。複数行TextBoxコントロールに表示されるスクロールバーを取得または設定します。
  ・ None ・・・ スクロールバーなし
  ・ Horizontal ・・・ 水平スクロールバー表示(WordWrapプロパティをFalseにする)
  ・ Vertical ・・・ 垂直スクロールバー表示(WordWrapプロパティをFalseにする)
  ・ Both ・・・ 垂直/水平スクロールバー表示

None      Horizontal      Vertical      Both
スクロールバー
スクロールバー

主なイベント

■ KeyPressイベント・KeyDownイベント

 コントロールにフォーカスがあるときにキーが押されると発生します。

■ TextChangedイベント

 Textプロパティの値が変更された場合に発生します。

○ プロジェクト

 次のようにプロジェクトを作成してください。

プロジェクトの種類 Windows フォーム アプリケーション
プロジェクト名 TextBoxTest

サンプルダウンロード

○ フォームデザイン

 次の図のようにコントロールを配置してください。

コントロールの配置例
コントロールの配置例

○ プログラム

 「TextBox1」をダブルクリックして、「TextChanged」イベントプロシージャを表示してください。そして、次のプログラムを記述してください。

  1. Private Sub TextBox1_TextChanged(ByVal sender As System.Object, ByVal e As System.EventArgs) Handles TextBox1.TextChanged
  2.  Me.TextBox2.Text = Me.TextBox1.Text
  3. End Sub

○ 実行結果

実行結果
実行結果

○ 解説

 「TextBox1」に入力すると、同時に「TextBox2」にも入力されます。

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