クッキーとは

 ページ遷移する際にデータをやり取りする方法を色々と見てきました。次にクッキーを使って、情報のやり取りをする方法を見ていきましょう。

 クッキーとは何でしょうか?クライアント側のコンピュータに情報を保存させておく仕組みのことです。クライアントサーバ形式のアプリケーションでは技術的にはサーバーからクライアントを操作することはできます。しかし、それによってセキュリティ上の問題が発生します。状況によってはハードディスクの中身を全部消去されかねません。そこで、クライアント側のリソースをサーバー側で操作できないようになっています。

 しかし、どうしてもクライアント側にデータを保存しないと不便な場合があります。そこで、少量のデータをハードディスク内に保存する仕組みが用意されています。それがクッキーです。

 クッキーの種類はブラウザのメモリに保存しておく方法と、ハードディスクに保存する方法があります。それぞれの方法を見てみましょう。

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