ADO.NETを使って、データベースに接続する方法が、いくつか用意されています。
接続の種類 | プロバイダー | 名前空間 |
---|---|---|
SQL Server | SqlClient | System.Data.SqlClient |
Oracle | OracleClient | System.Data.OracleClient |
OLEDB | OLEDB | System.Data.OleDb |
ODBC | ODBC | System.Data.Odbc |
それぞれのデータソースの種類ごとのデータアクセス用の部品が用意されています。名前空間によって分けられていますが、同じように利用することができるようになっています。今回はMicrosoft SQL Serverとの接続方法を見てみましょう。System.Data.SqlClient内の部品を利用します。
ADO.NETでは次のようなアクセス方法が用意されています。
接続型アクセスは、データベースに直接接続して利用します。データベースに接続している間にデータを利用できます。
非接続型アクセスは、データをメモリに保持して利用します。メモリにデータをコピーするもしくは、メモリ内のデータをデータベースに反映させるときにデータベースに接続をします。メモリ上にデータベースの仕組みを持つかのようにして扱うことができます。
それぞれの接続方法を順番に確認しましょう。