DataTableクラスにはColumnsコレクションがあります。このコレクションにはDataTableオブジェクトの列ごとのオブジェクトがセットされています。このコレクションを通して列情報を参照したり設定したりすることができます。
プロパティ名 | 概要 |
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AllowDBNull | 列にnull値を格納できるかどうかを示す値を取得・設定する |
AutoIncrement | 追加する新しい行で、この列の値を自動的にインクリメントするかどうかを示す値を取得・設定する |
AutoIncrementSeed | AutoIncrementプロパティがtrueに設定されている列の開始値を取得・設定する |
AutoIncrementStep | AutoIncrementプロパティがtrueに設定されている列で使用するインクリメント値を取得・設定する |
Caption | 列の見出しを取得・設定する |
ColumnName | DataColumnCollection内の列名を取得・設定する |
DataType | 列に格納されているデータの型を取得・設定する |
DefaultValue | 新しい行を追加するときに使用されるこの列の規定値を取得・設定する |
Expression | 行のフィルター処理、列内の値計算、集約列の作成に使用する式を取得・設定する |
MaxLength | テキスト列の最大長を取得・設定する |
Ordinal | DataColumnCollectionコレクション内の0から始まる列の位置を取得する |
ReadOnly | 追加する新しい行で、この列の値を変更できるかどうかを示す値を取得・設定する |
Table | 列が属するDataTableオブジェクトを取得する |
Unique | 列の値が一意である必要があるかどうかを示す値を取得・設定する |
メソッド名 | 概要 |
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SetOrdinal(Int32) | DataColumnの位置を、指定された位置に変更する |
○ プロジェクト
プロジェクトを作成して確認してみましょう。
プロジェクトの種類 | コンソール アプリケーション |
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プロジェクト名 | DataColumnTest |
○ 作成の準備
「DataTableTest」プロジェクトを修正して作成しましょう。DataTableTestフォルダーをコピーして、作成するプロジェクト名にフォルダー名を変更してください。
○ プログラム
Mainメソッドを次のように修正してください。
Module1.vb
○ 実行結果
データテーブルに登録されている列一覧
Id
UserName
Password
Name
○ 解説
26~28行目では、DataTableオブジェクトのColumnsコレクションをループ処理しています。ループするごとに一つずつDataColumnオブジェクトをとりだし、変数dcに格納します。27行目でDataColumnオブジェクトのCaptionプロパティを参照して、設定されている列名を表示しています。