プログラムを処理する手順として次のものがあります。
この章での処理手順の説明では「フローチャート」を使います。フローチャートは処理の順番を、図形を使って表します。次のような図形を使用します。
順次処理は処理を順番に進めます。
例えば、次の図のように「開始」→「処理1」→「処理2」→「終了」へと順番に処理が進む流れになります。今まで記述したプログラムが順次処理になります。
分岐処理は条件により複数の処理へと分岐します。
例えば、次の図のように「開始」→「条件」と流れ、条件が「Yes」であれば「処理1」、条件が「No」であれば「処理2」へ、その後「終了」へと順番に処理が進む流れになります。これから学習する「If文」、「Select Case文」が分岐処理になります。
反復処理は一定の条件の間、指定した処理を繰り返します。
例えば、次の図のように「開始」→「条件」と流れ、条件が「Yes」であれば「処理1」、そして、「条件判断」に戻るという順番で処理が進みます。条件が「No」であれば「終了」へと進みます。これから学習する「For Next文」、「While文」等が反復処理になります。
このいずれかの処理方法を組み合わせてプログラムを作ります。