Exit文

 Exit文は、条件分岐や反復処理やプロシージャなどで使用します。Exit文を実行すると、強制的に処理を終了します。反復処理の中で使用すれば、反復処理から抜け出て、その次の処理を実行します。

Exit文の書式
Exit Select
Exit For
Exit While
Exit Do
Exit Sub
Exit Function
Exit Property
Exit Try

○ プロジェクト

 次のようにプロジェクトを作成してください。実行するとコンソールに結果が表示されます。

プロジェクトの種類 コンソール アプリケーション
プロジェクト名 ExitTest

サンプルダウンロード

○ プログラム

 次のようにプログラムを入力してください。

  1. Sub Main()
  2.  '入力情報格納用変数の宣言
  3.  Dim str As String
  4.  '繰り返し処理の開始
  5.  Do
  6.   '文字列を入力
  7.   Console.Write("文字列を入力してください。:")
  8.   str = Console.ReadLine()
  9.   '入力した文字列を表示
  10.   Console.WriteLine(str & " が入力されました。")
  11.   '入力内容が「End」かどうか
  12.   If str = "End" Then
  13.    'ループ終了
  14.    Exit Do
  15.   End If
  16.  Loop
  17.  Console.ReadLine()
  18. End Sub

○ フローチャート


○ 実行結果

文字列を入力してください。:aaaa
aaaa が入力されました。 文字列を入力してください。:End
End が入力されました。
(終了)

○ 解説

 8行目から繰り返し処理が始まりますが、この繰り返し処理は条件が指定されていません。この繰り返し処理は無限に繰り返します。11行目でキーボードから文字列を入力し、14行目で入力した文字列を表示しています。17行目で入力した文字列が“End”であれば、19行目で繰り返し処理を強制終了します。“End”と入力しない限り、プログラムは実行し続けます。

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