DropDownListコントロールはWebページにドロップダウンリストを表示します。
プロパティ名 | 概要 |
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Items | DropDownListコントロールの項目のコレクションを取得する |
SelectedIndex | DropDownListコントロール内の選択された項目のインデックスを取得・設定する |
SelectedItem | DropDownListコントロール内の選択された項目を取得・設定する |
SelectedValue | DropDownListコントロール内の選択された項目の値を取得・設定する |
イベント名 | 概要 |
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SelectedIndexChanged | DropDownListコントロール内の選択項目が変更されたときに発生する |
ドロップダウンリストでは、複数の項目からひとつの項目を選択することができます。選択された項目は、SelectedItemプロパティによって取得できます。また、DropDownListに項目を追加するには、Itemsプロパティのコレクションの持っているAddメソッドを実行します。
プロジェクトの種類 | ASP.NET Webアプリケーション |
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プロジェクト名 | DropDownListTest |
○ デザイン
Webフォームを追加して、次の図のように各コントロールを配置してください。
デザイナーでDropDownListの項目を追加するには、プロパティウィンドウよりItemsプロパティのボタンを押し、次の図のようなダイアログを表示します。そして、「追加」ボタンで項目を追加し、「Text」プロパティに項目名を設定します。
○ プログラム
次のように各イベントハンドラを記述してください。dlBottom_SelectedIndexChangedイベントは、dlBottomをダブルクリックするとスケルトンが表示されます。
index.aspx.vb
○ 実行結果
○ 解説
6~8行目では、ポストバックのときにPage_Loadイベントを実行しないようにしています。この処理を追加しないと、ポストバックのたびにdlTopに項目が追加されてしまいます。
11~14行目ではdlTopに項目を追加しています。3つの方法で追加しています。11行目では、itemsプロパティのAddメソッドの引数に項目名を渡す方法です。12行目では項目を表わすListItemオブジェクトを生成して13行目で追加しています。14行目では、追加するときにListItemオブジェクトを生成しています。
19、24行目では選択した項目をそれぞれのLabelコントロールに表示しています。