ADO.NETでは次のような特徴があります。
ADO.NETは.NET Frameworkのバージョンが上がるとともに、様々な機能が追加されたり、強化されたりしています。
| バージョン | 機能 |
|---|---|
| ADO.NET 2.0 |
非同期処理 SQL Serverサポートの強化 DataSetの機能拡張 など |
| ADO.NET 3.5 |
Entity Framework LINQ to Entities など |
その後、ADO.NET4、4.5と、機能が強化されてきました。
データベースに接続するには、プロバイダー(仲介者)を通します。ADO.NETは次のようなプロバイダーをサポートしています。
| データプロバイダー | 説明 |
|---|---|
| SQL Serverデータプロバイダー | Microsoft SQL Serverに接続します。 |
| OLE DBデータプロバイダー | OLE DBを使用して公開されるデータソースに接続します。 |
| ODBCデータプロバイダー | ODBCを使用して公開されるデータソースに接続します。 |
| Oracleデータプロバイダー | Oracleデータソースに接続します。 |
| EntityClientプロバイダー | エンティティデータモデルアプリケーションにデータアクセスを提供します。 |
使用する環境に合わせてデータプロバイダーを選択します。今回は、SQL Serverデータプロバイダーを使用してみましょう。