配列を宣言した後、要素数を越える範囲を利用しようとするとエラーが発生します。その場合、配列の要素数を宣言しなおして利用することができます。その時に、すでに格納している値を残したままにする方法と、すでに格納している値を消去する方法があります。
配列再定義の書式 |
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ReDim 配列名(要素数指定) ReDim Preserve 配列名(要素数指定) |
○ プロジェクト
次のようにプロジェクトを作成してください。
プロジェクトの種類 | コンソール アプリケーション |
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プロジェクト名 | ReDimTest |
○ プログラム
次のようにプログラムを入力してください。
○ 実行結果
*****変更前の配列*****
numbersの要素数: 3
1
2
3
fruitsの要素数: 2
りんご
みかん
*****変更後の配列*****
numbersの要素数: 4
0
0
0
4
fruitsの要素数: 3
りんご
みかん
もも
○ 解説
19行目で配列numbersの要素数を変更していますが、Preserveキーワードを指定していないため保存されている値は消去されます。29行目からの配列numbersの表示で確認できるように代入していないほかの要素は初期化されています。
20行目は配列fruitsの要素数を変更しています。Preserveキーワードを指定しているので保存された値は保持されたまま要素数が増えています。34行目からの配列fruitsの表示で確認できるように代入していないほかの要素は値がそのまま残っています。