While文の機能をさらに拡張させた反復処理のステートメントとして、Do Loop文があります。このステートメントには次のような種類があります。
この構文は繰り返すかどうかを、繰り返し処理をする前に判定します。繰り返し処理は条件が真の間行われます。
Do Loop文の書式1 |
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Do While 条件式 処理 Loop |
○ プロジェクト
次のようにプロジェクトを作成してください。実行するとコンソールに結果が表示されます。
プロジェクトの種類 | コンソール アプリケーション |
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プロジェクト名 | DoLoopTest1 |
○ プログラム
次のようにプログラムを入力してください。
○ フローチャート
○ 実行結果
合計:15
○ 解説
このサンプルはWhileTestプロジェクトと同じプログラムになります。5行目で用意した変数numは、繰り返すたび増やして使うカウンターです。6行目で用意した変数sumは合計を保存します。9行目から繰り返し処理が記述されています。条件としてカウンター変数numが5以下の間繰り返します。11行目でカウンター変数numの値を変数sumに足しこみます。そして、14行目でカウンター変数を1増やします。これを繰り返し条件が合わなくなるまで繰り返します。繰り返し処理が終了したのち、18行目で合計した結果を表示しています。このサンプルは「1 + 2 + 3 + 4 + 5」を計算したのと同じ結果となります。
この構文は繰り返すかどうかを、繰り返し処理をする前に判定します。繰り返し処理は条件が偽の間行われます。
Do Loop文の書式2 |
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Do Until 条件式 処理 Loop |
○ プロジェクト
次のようにプロジェクトを作成してください。実行するとコンソールに結果が表示されます。
プロジェクトの種類 | コンソール アプリケーション |
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プロジェクト名 | DoLoopTest2 |
○ プログラム
次のようにプログラムを入力してください。
○ フローチャート
○ 実行結果
合計:15
○ 解説
5行目で用意した変数numは、繰り返すたび増やして使うカウンターです。6行目で用意した変数sumは合計を保存します。9行目から繰り返し処理が記述されています。条件としてカウンター変数numが5より大きくない間繰り返します。11行目でカウンター変数numの値を変数sumに足しこみます。そして、14行目でカウンター変数を1増やします。これを繰り返し条件が合うまで繰り返します。繰り返し処理が終了したのち、18行目で合計した結果を表示しています。このサンプルは「1 + 2 + 3 + 4 + 5」を計算したのと同じ結果となります。
この構文は繰り返すかどうかを、繰り返し処理をした後に判定します。繰り返し処理は条件が真の間行われます。
Do Loop文の書式3 |
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Do 処理 Loop While 条件式 |
○ プロジェクト
次のようにプロジェクトを作成してください。実行するとコンソールに結果が表示されます。
プロジェクトの種類 | コンソール アプリケーション |
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プロジェクト名 | DoLoopTest3 |
○ プログラム
次のようにプログラムを入力してください。
○ フローチャート
○ 実行結果
合計:15
○ 解説
5行目で用意した変数numは、繰り返すたび増やして使うカウンターです。6行目で用意した変数sumは合計を保存します。9行目から繰り返し処理が記述されています。まず、繰り返し処理を一度実行して、その後繰り返すかどうかの判断をします。条件としてカウンター変数numが5以下の間繰り返します。11行目でカウンター変数numの値を変数sumに足しこみます。そして、14行目でカウンター変数を1増やします。これを繰り返し条件が合わなくなるまで繰り返します。繰り返し処理が終了したのち、18行目で合計した結果を表示しています。このサンプルは「1 + 2 + 3 + 4 + 5」を計算したのと同じ結果となります。
この構文は繰り返すかどうかを、繰り返し処理をした後に判定します。繰り返し処理は条件が偽の間行われます。
Do Loop文の書式4 |
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Do 処理 Loop Until 条件式 |
○ プロジェクト
次のようにプロジェクトを作成してください。実行するとコンソールに結果が表示されます。
プロジェクトの種類 | コンソール アプリケーション |
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プロジェクト名 | DoLoopTest4 |
○ プログラム
次のようにプログラムを入力してください。
○ フローチャート
○ 実行結果
合計:15
○ 解説
5行目で用意した変数numは、繰り返すたび増やして使うカウンターです。6行目で用意した変数sumは合計を保存します。9行目から繰り返し処理が記述されています。まず、繰り返し処理を一度実行して、その後繰り返すかどうかの判断をします。条件としてカウンター変数numが5より大きくない間繰り返します。11行目でカウンター変数numの値を変数sumに足しこみます。そして、14行目でカウンター変数を1増やします。これを繰り返し条件が合うまで繰り返します。繰り返し処理が終了したのち、18行目で合計した結果を表示しています。このサンプルは「1 + 2 + 3 + 4 + 5」を計算したのと同じ結果となります。
前判定のステートメントは、条件によっては一度も繰り返す処理をしないこともありますが、後判定は必ず最低1回は繰り返し処理行なう処理を実行します。