For Next文は回数を指定して繰り返し処理をしますが、For Each文はデータの集合に対して繰り返し処理を行ないます。データの集合(配列やコレクション)の要素を順番に利用することが簡単に行なえます。
For Each文の書式 |
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For Each 変数名 In データの集合 処理 Next |
○ プロジェクト
次のようにプロジェクトを作成してください。実行するとコンソールに結果が表示されます。
プロジェクトの種類 | コンソール アプリケーション |
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プロジェクト名 | ForEachTest |
○ プログラム
次のようにプログラムを入力してください。
○ 実行結果
りんご
ばなな
みかん
○ 解説
8行目で変数iが0~10までの間、繰り返し処理を実行することを指定しています。Stepで繰り返し処理ごとにループカウンターを加算する数値を指定します。今回は2と指定しているので、繰り返し処理ごとにループカウンターが2ずつ増加します。10行目で、ループカウンターを画面に表示しています。
このサンプルのように、For Each文を使用すると、For Next文と違い、配列の要素数を調べてそれに応じた回数を指定して処理を記述しなくてもよくなります。データの集合を指定するだけで、要素内を順番に、用意した変数に格納してくれます。For Eachブロック内では、その変数を利用して処理を行ない、繰り返し処理が終わると、次の要素のデータを変数に取り出し、処理を行なうことができます。