Labelコントロール

　LabelコントロールはWebページに文字列を表示します。このコントロールではユーザーが文字列を入力することはできません。表示する文字列は、Textプロパティに設定します。

■　主なプロパティ

プロパティ名	概要
Text	Labelコントロールのテキストの内容を取得・設定する

Labelの主なプロパティ/span>

　Webフォームを追加して、次の図のようにLabelコントロールを配置してください。

　Page_Loadイベントハンドラに次のプログラムを記述してください。

プロジェクトの種類	ASP.NET Webアプリケーション
プロジェクト名	LabelTest

Protected Sub Page_Load(ByVal sender As Object, ByVal e As System.EventArgs) Handles Me.Load
　'ラベルに表示する文字列をセット
　Me.lblMessage.Text = "Labelコントロールのテスト"
End Sub

　6行目でLabelコントロールのTextプロパティに文字列を代入しています。するとその文字列がWebブラウザーに表示されます。

　では次に、LabelのテキストプロパティにHtml記述を代入するとどうなるかを確認してみましょう。

　Webフォームを追加して、次の図のように各コントロールを配置してください。

　Button1_Clickイベントハンドラに次のようにプログラムを記述してください。

プロジェクトの種類	ASP.NET Webアプリケーション
プロジェクト名	LabelTest2

Protected Sub btnSend_Click(sender As Object, e As EventArgs) Handles btnSend.Click
　'ツールチップを設定
　Me.lblMessage.ToolTip = "ラベルの説明"
　'Htmlを設定
　Me.lblMessage.Text = "<a href=""http://www.infotechfactory.biz/"">Webサイト</a>のリンク"
End Sub

　10行目でToolTipプロパティを設定しています。これによりWebブラウザーでラベルをマウスでポイントすると説明が表示されるようになります。

　13行目でTextプロパティにHtmlのソースを代入しています。Webブラウザーではその内容をHtmlのタグと認識して表示されます。今回はリンクとして表示されます。

■ 主なプロパティ