ADO.NET(ActiveX Data Objects .NET Components)は、.NET Framework環境でデータベースにアクセスするために用意されたクラスライブラリを指します。つまり、データベースとのやり取りをする機能を持った部品の集まりです。ADO.NETは「.NET」の技術基盤を基に構成されています。 .NET (Microsoft .NET)とは、Microsoftが提唱する、ネットワークベースのアプリケーション動作環境を提供するシステム基盤を指します。
ADO.NETの.NET Frameworkにおける位置づけは次の図のようになっています。
ADO.NETはVBやVC#などからも同じように利用することにより、データベースを操作できます。今回は、VC#で記述をする方法を見ていきますが、VBで記述する場合もADO.NETを使う方法は同じで、異なるのはVBの文法を使って記述をするという点です。MSDNライブラリーを見ると、同じ説明の中にVC#やVBなどの記述方法の説明があるので、確認してみましょう。