実行中の状態を知る

 処理中に、データにどのような変化があるかなどを見るために、いくつかのウィンドウが用意されています。それらのウィンドウとステップ実行を組み合わせて使うことで、デバッグ作業がはかどります。ウィンドウには次のようなものがあります。

■ イミディエイト ウィンドウ 

 実行中のプログラムよりデータの出力(表示)を行ないます。また、データの変更も行なうことができます。

利用例:

 System.Diagnostics.Debug.Write(fruit);   ← 改行なしの出力
 System.Diagnostics.Debug.WriteLine(fruit);   ← 改行付きの出力
 fruit = "パイナップル";            ← プログラム中のデータを変更
                             (ウィンドウに入力)

■ ローカルウィンドウ

 現在実行中の関数で使用されている変数の内容を表示します。

利用例:

ローカルウィンドウ
ローカルウィンドウ

■ ウォッチウィンドウ

 ターゲットを指定して表示することができます。また、値を変更することもできます。

■ 呼び出し履歴ウィンドウ

 関数が呼び出される順番を表示します。

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