break文

 break文は、条件分岐や反復処理や関数などで使用します。break文を実行すると、強制的に処理を終了します。反復処理の中で使用すれば、反復処理から抜け出て、その次の処理を実行します。

break文の書式
break;

○ プロジェクト

 プロジェクトを作成して確認してみましょう。実行するとコンソールに結果が表示されます。

プロジェクトの種類 コンソール アプリケーション
プロジェクト名 BreakTest

サンプルダウンロード

○ プログラム

 次のようにプログラムを入力してください。

  1. static void Main(string[] args)
  2. {
  3.  //入力情報格納用変数の宣言
  4.  string str;
  5.  //繰り返し処理の開始
  6.  while(true){
  7.   //文字列を入力
  8.   Console.Write("文字列を入力してください。:");
  9.   str = Console.ReadLine();
  10.   //入力した文字列を表示
  11.   Console.WriteLine("{0} が入力されました。", str);
  12.   //入力内容が「End」かどうか
  13.   if(str == "End")
  14.   {
  15.    //ループ終了
  16.    break;
  17.   }
  18.  }
  19.  Console.ReadLine();
  20. }

○ フローチャート

○ 実行結果

文字列を入力してください。:aaaa
aaaa が入力されました。
文字列を入力してください。:End
End が入力されました。
(終了)

○ 解説

 17行目から繰り返し処理が始まりますが、繰り返しの条件に「true」が指定されています。そのためこの繰り返し処理は無限に繰り返します。20行目でキーボードから文字列を入力し、23行目で入力した文字列を表示しています。26行目で入力した文字列が「End」であれば、29行目で繰り返し処理を強制終了します。「End」と入力しない限り、プログラムは実行し続けます。

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