break文は、条件分岐や反復処理や関数などで使用します。break文を実行すると、強制的に処理を終了します。反復処理の中で使用すれば、反復処理から抜け出て、その次の処理を実行します。
break文の書式 |
---|
break; |
○ プロジェクト
プロジェクトを作成して確認してみましょう。実行するとコンソールに結果が表示されます。
プロジェクトの種類 | コンソール アプリケーション |
---|---|
プロジェクト名 | BreakTest |
○ プログラム
次のようにプログラムを入力してください。
○ フローチャート
○ 実行結果
文字列を入力してください。:aaaa
aaaa が入力されました。
文字列を入力してください。:End
End が入力されました。
(終了)
○ 解説
17行目から繰り返し処理が始まりますが、繰り返しの条件に「true」が指定されています。そのためこの繰り返し処理は無限に繰り返します。20行目でキーボードから文字列を入力し、23行目で入力した文字列を表示しています。26行目で入力した文字列が「End」であれば、29行目で繰り返し処理を強制終了します。「End」と入力しない限り、プログラムは実行し続けます。