JDBC概要
JDBC(Java DataBase Connectivity)は、Java環境でデータベースにアクセスするために用意されたAPI(Application Programming Interface)を指します。つまり、データベースとのやり取りをする機能を持ったプログラム部品の集まりです。
JavaではJDBCを使って次のようにデータベースに接続します。
JDBCドライバーはJavaアプリからデータベースに接続したり、検索結果を読み込んだりするための仲介をします。データベースの仕組みはデータベース製品によって違うため、JDBCはデータベースベンダーより提供されています。JDBCでは、テキスト執筆時点では次のURLからダウンロードできます。
データベース製品名 | ダウンロードURL |
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Microsoft SQL Server | https://www.microsoft.com/ja-JP/download/details.aspx?id=11774 |
Oracle Database | http://www.oracle.com/technetwork/database/features/jdbc/index-091264.html |
MySQL | https://dev.mysql.com/downloads/connector/j/ |
PostgreSQL | https://jdbc.postgresql.org/download.html |
SQLite | https://bitbucket.org/xerial/sqlite-jdbc/downloads |
本テキストでは、MySQLを使用するので、MySQL用のJDBCドライバーをダウンロードしてください。今回は「mysql-connector-java-8.0.22.jar」を扱います。これがMySQL用のJDBCドライバーです。Javaでプログラムを実行するときにこのファイルに対するパスを通すことになるので、今回は便宜上、「C:¥work」フォルダー内にコピーします。
このファイルはJar(Java Archiver)ファイルと呼ばれ、Javaプログラムの実行に必要なクラスファイルやデータファイルを一つにまとめたファイルです。この中に、データベースにアクセスするための部品が配置されています。