データベース環境の準備
データベース環境を準備しましょう。今回はXAMPPを利用します。XAMPPはWebサーバー、データベース(MariaDB)、PHPなどのプログラム動作環境がパッケージとしてまとめられています。XAMPPは次のサイトで紹介されています。
https://www.apachefriends.org/jp/index.html
XAMPP内のデータベースを今回のテキストでは利用します。また、データベース管理ツールのphpMyAdminも使います。
■ XAMPPのダウンロード
次のサイトでXAMPPのインストーラーをダウンロードしてください。
https://www.apachefriends.org/jp/download.html
今回は、バージョン「8.0.0」を使います。次の図のように「ダウンロード(64bit)」ボタンをクリックして、インストーラーをダウンロードしてください。
■ インストール
「xampp-windows-x64-8.0.0-2-VS16-installer.exe」ファイルがダウンロードできるので、実行してインストーラーを起動します。
次の図のようにダイアログボックスが表示された場合は「はい」ボタンをクリックします。
次のように警告ダイアログボックスが表示されたら、「OK」ボタンをクリックします。
インストールウィザードが開始します。次の図の「Next >」ボタンをクリックします。
インストールするコンポーネントを選びます。データベースを使いたいだけなので、今回の環境における最小構成にします。次の図のように不必要のコンポーネントのチェックを外し、「Next >」ボタンをクリックしてください。
次に、インストールするフォルダーを指定します。今回はデフォルトのままにします。「Nxet >」ボタンをクリックしてください。
言語選択のダイアログボックスが表示されます。デフォルトのまま「Next >」ボタンをクリックしてください。
「Learn more about Bitnami for XAMPP」にチェックを入れた状態で「Next >」ボタンをクリックすると、ブラウザーが起動します。チェックは入れた状態でも、外した状態でも構いません。「Next >」ボタンをクリックして次に進みます。
これで、インストールの準備ができました。「Next >」ボタンをクリックします。インストールが始まります。
インストール中の画面です。インストールが終了するまでしばらく待ちます。
次の図のようなダイアログが表示された場合、「キャンセル」ボタンをクリックします。
インストールが終了後、次の図のようにダイアログボックスが表示されます。「Do you want to start the Control Panel now?」チェックボックスを入れた状態で先に進むと、XAMPPコントロールパネルが自動起動します。チェックを入れた状態で「Finish」ボタンをクリックしてください。
これでインストールができました。次のようにXAMPPコントロールパネルが起動します。
今回はこのまま起動したXAMPPコントロールパネルを使いますが、端末再起動後は、アプリの一覧からXAMPPコントロールパネルを起動して、使用します。
■ データベースの起動
コントロールパネルのMySQLの「Start」ボタンをクリックします。
初めて起動する場合は、次のような画面が表示されるかもしれません。その場合、今回は「キャンセル」ボタンをクリックします。
起動に成功すると、次の図のように情報が表示されます。
これで、Javaからデータベースにアクセスして利用できるようになります。
■ データベース管理ツールの起動
次に、データベース管理ツールを使えるように準備します。このツールは、Javaデータベース連携とは直接関係ありません。データベースにテーブルを作ったり、プログラムの実行後に登録されたデータなどを確認したりと、データベースを確認したりするときに使用します。
起動に成功すると、次の図のように情報が表示されます。
これで、データベース管理ツール「phpMyAdmin」が利用できます。XAMPPコントロールパネルのMySQLの「Admin」ボタンをクリックするか、Webブラウザーを起動してURLに次のアドレスを入力します。
次のような画面が表示されます。