拡張for文

 while文は、条件を指定して条件が真の間、繰り返し処理をします。ある条件を比較した結果により、繰り返し処理をするか、しないかを決定します。回数を指定する方法や、集合をループ(繰り返す)する方法と違って、繰り返し処理を抜け出るような記述をしないと、永遠にループ(無限ループ)するので、注意します。

while文の書式
while(継続条件式){
 処理;
}

while文
while文

○ ファイル

 次のようにファイルを作成してください。

ファイル名 WhileTest.java

サンプルダウンロード

○ プログラム

 次のようにプログラムを入力してください。

  1. import java.io.*;
  2. class WhileTest{
  3.  public static void main(String[] args){
  4.   //変数の宣言
  5.   int num = 1;     //カウンター用
  6.   int sum = 0;     //合計格納用
  7.   //条件を指定してループする
  8.   while(num <= 5){
  9.    //カウンターを合計に加算する
  10.    sum += num;
  11.    //カウンターを1加算する
  12.    num++;
  13.   }
  14.   //結果を表示
  15.   System.out.println("合計:" + sum);
  16.  }
  17. }

○ フローチャート

○ 実行結果

合計:15

○ 解説

 6行目で用意した変数numは、繰り返すたびに増やして使うカウンターです。7行目で用意した変数sumは合計を保存します。10行目から繰り返し処理が記述されています。条件としてカウンター変数numが5以下の間繰り返します。12行目でカウンター変数numの値を変数sumに足しこみます。そして、15行目でカウンター変数を1増やします。これを繰り返し条件が合わなくなるまで繰り返します。繰り返し処理が終了したのち、19行目で合計した結果を表示しています。このサンプルは「1 + 2 + 3 + 4 + 5」を計算したのと同じ結果となります。

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