条件分岐や反復処理など処理が複雑になると、処理の途中でさらに流れを変える必要が出てきます。たとえば、反復処理をしている途中で、反復処理を中断するなどといったことです。そのためのステートメントが用意されています。
このステートメントは、反復処理で使用します。continue文を実行すると、それ以降の繰り返し行なう処理は実行せずに、次の繰り返し処理に移ります。
continue文の書式 |
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continue |
○ ファイル
Chapter3プロジェクトに次のファイルを追加してください。
ファイルの種類 | 空のPythonファイル |
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ファイル名 | continuetest.py |
○ プログラム
次のようにプログラムを入力してください。
○ フローチャート
○ 実行結果
合計:25
○ 解説
5行目では、カウンターが1~10までの間繰り返すように指定されています。range関数で引数を二つ指定すると、第1引数は開始、第2引数は終了を指定できます。7行目はでは、カウンターを2で割った余りを求めています。もし余りが「0」であれば、2で割り切れる数値である、つまり偶数と判断できるので繰り返し処理をこの時点で中断し、次の繰り返し処理に移ります。割り切れない場合はそのまま繰り返し処理を行います。結果としてカウンターが奇数の数値のみ加算されることになります。