今までもサンプルでは処理を一つ一つ記述をしました。そのような個別の処理を、複数の命令の集まりで構成させることができます。この単位を関数と呼びます。
関数は定義する側と、呼び出す側という二つの立場があります。
どのような処理を行うかを定義します。そして、その処理に名前を付けます。また、処理を行うのに必要なデータがある場合、そのデータを自分で用意するか、関数を呼び出す側からもらうかを決定します。そして、処理した結果を返すかどうかも決定します。
プログラムで関数を定義するには次のように記述します。
関数定義の書式 |
---|
def 関数名(仮引数リスト): 処理 |
例:
def add(a, b):
return a + b
関数名を指定して呼び出します。その時に関数の定義でデータを必要としている場合、データを渡します。また、処理した結果が戻ってくる場合、戻ってきたデータをどのように扱うかを決定します。
プログラムで関数を呼び出すには次のように記述します。
関数呼び出しの書式 |
---|
関数名(実引数リスト) |
例:
ret = add(10, 20)