break文は、条件分岐や反復処理や関数などで使用します。break文を実行すると、強制的に処理を終了します。反復処理の中で使用すれば、反復処理から抜け出て、その次の処理を実行します。
break文の書式 |
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break |
○ ファイル
Chapter3プロジェクトに次のファイルを追加してください。
ファイルの種類 | 空のPythonファイル |
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ファイル名 | breaktest.py |
○ プログラム
次のようにプログラムを入力してください。
○ 実行結果(りんごを検索した場合)
検索する果物 -> りんご 見つかりました。
○ 実行結果(ももを検索した場合)
検索する果物 -> もも 見つかりませんでした。
○ 解説
8行目では、変数messageにメッセージを代入しています。その後の処理でデータが見つかれば、メッセージの内容が変更されます。
11行目では、繰り返し処理の中で、取り出したデータと検索対象のデータが一致するかどうかを判定しています。一致していれば変数messageにメッセージを代入します。そして13行目が実行されるので、この時点でループ処理が終了し、16行目に移ります。今回は見つかるかどうかなので、見つかった時点でループを終了しています。