リストボックス

リストボックス

 ListBoxは複数の項目から選択する際に使用します。1つだけ選択するようにしたり、複数選択するようにしたりできます。

主なプロパティ

■ Itemsプロパティ

 文字列を指定します。ListBoxの項目を取得します。コレクションと呼ばれ、項目オブジェクトを管理するオブジェクトを指します。このオブジェクトは項目を追加したり、削除したりする機能が備えられています。

■ SelectedIndexプロパティ

 ListBox 内で現在選択されている項目の 0 から始まるインデックス番号を取得または設定します。

■ SelectedItemプロパティ

 ListBox 内で現在選択されている項目を取得または設定します。

■ SelectionModeプロパティ

 以下の3つの値のいずれかを選択します。ListBox で項目を選択する方法を取得または設定します。
  ・ None ・・・ 選択できない
  ・ One ・・・ ひとつだけ選択できる(既定値)
  ・ MultiSimple ・・・ 複数の項目を選択できる
  ・ MultiExtended ・・・ いろいろなキーを使って複数の項目を選択できる

 複数の項目を選択する場合は、何が選択されているのかをFor文などを使用して取得する必要があります。

主なイベント

■ SelectedIndexChangedイベント

 SelectedIndexプロパティが変更された場合に発生します。

○ プロジェクト

 次のようにプロジェクトを作成してください。

プロジェクトの種類 Windows フォーム アプリケーション
プロジェクト名 ListBoxTest

サンプルダウンロード

○ フォームデザイン

 次の図のようにコントロールを配置してください。

コントロールの配置例
コントロールの配置例

○ プログラム

 次のプログラムを記述してください。

  1. Private Sub Form1_Load(ByVal sender As System.Object, ByVal e As System.EventArgs) Handles MyBase.Load
  2.  'ListBoxに項目追加
  3.  Me.ListBox1.Items.Add("みかん")
  4.  Me.ListBox1.Items.Add("りんご")
  5.  Me.ListBox1.Items.Add("めろん")
  6.  Me.ListBox1.Items.Add("すいか")
  7. End Sub
  8. Private Sub ListBox1_SelectedIndexChanged(ByVal sender As System.Object, ByVal e As System.EventArgs) Handles ListBox1.SelectedIndexChanged
  9.  'TextBoxに選択項目の情報を表示
  10.  Me.TextBox1.Clear()
  11.  Me.TextBox1.AppendText("選択番号:" & Me.ListBox1.SelectedIndex & ControlChars.CrLf)
  12.  Me.TextBox1.AppendText("選択項目:" & Me.ListBox1.SelectedItem & ControlChars.CrLf)
  13. End Sub

○ 実行結果

実行結果
実行結果

○ 解説

 項目を選択すると、項目の詳細がテキストボックスに表示されます。

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