TextBoxコントロールはWebページで文字列の入力を受け付けます。
プロパティ名 | 概要 |
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MaxLength | TextBoxコントロールに入力できる最大文字数を取得・設定する |
ReadOnly | TextBoxコントロールの内容を変更できるかどうかを取得・設定する |
Text | TextBoxコントロールの表示内容を取得・設定する |
TextMode | TextBox コントロールの動作モード (単一行、複数行、またはパスワードなど) を取得・設定する |
イベント名 | 概要 |
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TextChanged | TextBoxコントロールの内容が変更されたときに発生する |
プロジェクトの種類 | ASP.NET Webアプリケーション |
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プロジェクト名 | TextBoxTest |
○ デザイン
Webフォームを追加して、次の図のように各コントロールを配置してください。
○ プログラム
次のように各イベントハンドラを記述してください。txtTop_TextChangedイベントハンドラは、デザイン画面でtxtTopをダブルクリックするとスケルトンが追加されます。
index.aspx.cs
○ 実行結果
○ 解説
15、17、19行目では、TextModeプロパティに単一行、複数行、パスワードの設定を代入しています。TextBoxMode列挙体は、TextModeで設定できる一覧を持っています。次のようなメンバーが用意されています。
メンバー名 | 説明 |
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Color | 色入力モード |
Date | 日付入力モード |
DateTime | 日付と時刻の入力モード |
DateTimeLocal | ローカルの日付と時刻の入力モード |
電子メール アドレス入力モード | |
Month | 月入力モード |
MultiLine | 複数行入力モード |
Number | 数値入力モード |
Password | パスワード入力モード |
Phone | 電話番号入力モード |
Range | 数値範囲入力モード |
Search | 検索文字列入力モード |
SingleLine | 単一行入力モード |
Time | 時刻入力モード |
Url | URL 入力モード |
Week | 週入力モード |
22~25行目はイベントハンドラです。デザイン画面でtxtTopのAutoPostBackプロパティにTrueをセットしたので、Textプロパティが変更されたら自動的にポストバックが発生されます。その時にこのイベントを処理します。ここでは、txtTopの入力内容をtxtBottomにセットしています。