変数

 処理を進めていく上で、データを記憶させる必要が出てきます。そのために変数を使用することができます。変数は、データを入れておくことができる箱のようなものです。その箱は次のように用意して、利用することができます。

変数代入の書式
変数名 =

変数に値を代入するイメージ
変数に値を代入するイメージ

 Pythonでは変数に値を代入するプログラムを書くと、指定された名前の付いた変数(メモリー領域)が用意されれ、「=」で指定した式、もしくは値が記録されます。

○ ファイル

 Chapter2プロジェクトに次のファイルを追加してください。

ファイルの種類 空のPythonファイル
ファイル名 valiabletest.py

サンプルダウンロード

○ プログラム

 次のようにプログラムを入力してください。

  1. #変数に代入
  2. num = 123
  3. str = 'りんご'
  4. #変数を表示
  5. print('num:{}'.format(num))
  6. print('str:{}'.format(str))

○ 実行結果

num:123
str:りんご

○ 解説

 2、3行目は変数numと変数strにデータを代入しています。そして6行目と7行目で格納した変数のデータを表示しています。「print()」はコンソールに表示をします。「()」内で指定したデータを表示します。今回は表示するデータが分かりやすいように「変数名:データ」と表示されるようにしました。「’num:{}’.format(num)」は、「’」で囲まれた文字列の中の「{}」の位置に、その後「.format()」で指定された変数のデータを埋め込む指定です。

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